1988-12-14 第113回国会 参議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第11号
だから、極言いたしますならば、総合課税への方向に進む場合、昭和二十二年ごろのいわゆる賦課制から申告制になるときはなかった議論でございますけれども、五十三年からの答申の中にありますいわゆるカード制というもの、それが今日も議論され、昨日小委員会の報告が来たというようなところが、これからやっぱり一つのポイントとして議論を詰めていくべきところではなかろうかなというふうに思っております。
だから、極言いたしますならば、総合課税への方向に進む場合、昭和二十二年ごろのいわゆる賦課制から申告制になるときはなかった議論でございますけれども、五十三年からの答申の中にありますいわゆるカード制というもの、それが今日も議論され、昨日小委員会の報告が来たというようなところが、これからやっぱり一つのポイントとして議論を詰めていくべきところではなかろうかなというふうに思っております。
○国務大臣(竹下登君) 私は、昭和二十二年のときのあの申告制というものを宣言したときを思いますと、みんなの申告を信用すべきものであるから従来のように賦課するという精神を変えようというときから見ますと、クロヨンという言葉ができたのも本当はその申告制に対する信頼の問題が失われたからそんな言葉ができてきたのかなと思っておりますが、しかしあの昭和二十二年、占領下に賦課制から申告制に変わったという原則だけは私
それから、年金保険料の負担割合を改定すべし、年金財政を賦課制にというようなお話でございますが、保険料負担のあり方につきましては、これを軽々に変更することは私は危険であると、こういうふうに考えております。
そのころにはもう局長さんは局長でなくて、もうずっと偉くなっておられて、関係をしないかもしれないが、私は、この十年の間に相当変化があるので当然検討しておいていただきたいことと、それからもう一つ、それに関連して、やはりこの保険金の問題、現在の百円、百五十円のフラット制が私はやはり変わって賦課制に変わらざるを得ないのではなかろうか、そういったこともこの十年の間に取り上げていくべきではないかというふうに考えていますが
申告制でありますが、申告制も、從來の賦課制と違いまして、民主的な精神を多分にもつた結構な制度でありますが、これが十分國民の中に慣熟されず、なおまたこの知識が普及されないために、種々の支障を來しておりますので、ただいまも國民運動を展開して、その普及と、その手続の慣熟とに努めておりますが、この点は十分いたしたいと思うのであります。